キプロスCyprus

ニコシアNicosia  レフカラ村Lefcara  トロードス
Troodos
 
リマソルLomassol  パフォス
Pafos
 
ホテル、食事など
hotel,food etc 
  キプロスは、トルコの南65㎞の距離にある地中海東部の島国で、面積は四国の約半分です。中東とギリシャやヨーロッパを結ぶ海上交通の要所という地理的位置から、常に歴史に翻弄されてきた島です。
  ギリシャ神話では愛と美と性の女神アフロディーテ(ヴィーナス)の誕生した島とも言われるとっても魅力的な島です。
  ギリシャ、ペルシャ、ローマの支配下にあった時代の遺跡が多数存在します。16世紀からオスマン帝国の領土となっていましたが、19世紀にイギリスが統治権を獲得し、20世紀に入ってから植民地になりました。
  1960年に独立しましたが、現在は南北に分断されて北をトルコ系の住民が、南をギリシャ系の住民が統治しています。しかし、北キプロスを国家として承認している国はトルコだけです。南部はギリシャ系住民が住んでおり、キプロス共和国として国連193ヵ国中、トルコを除いた192ヵ国が承認している国家で、EUにも加盟しています。南北の境界線には、国連によってグリーンラインと呼ばれる緩衝地帯が設けられました。今回は南部のキプロス共和国を訪問しました。 



【キプロスの歴史(ローマ時代以降)】 
紀元前1世紀~紀元後4世紀  ローマ時代 
4世紀~1191年  ビザンチン(東ローマ帝国)時代 
1191年  イギリス・リチャード1世の支配 
1192~1489年  フランスの影響下にあった時代 
 1489~1571年 ヴェネチア時代 
1571~1878年  オスマン帝国時代(約300年) 
1878~1960年  イギリス時代(約100年) 
1960年  キプロス共和国独立 
1974年  キプロス紛争でキプロスは南北に分裂 
1983年  北キプロス・トルコ共和国が独立宣言 
2004年  キプロス共和国がEUに加盟 


(2023.9.20~23訪問)
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