トレド

  1561年に首都がマドリードに移るまで,政治・経済の拠点として繁栄しました。560年に西ゴート王国の首都となったトレドは,711年から約400年にわたってイスラム教徒の支配下に置かれました。イスラム教徒のイスラム教,ユダヤ教,キリスト教の文化が混在すると同時に,アラブ,ゴシック,ルネッサンスなど,時代ごとの彫刻がそこかしこで見られ,街全体がスペインの歴史を物語ります。このため,「街そのものが博物館」と言われるほどです。 
古都トレドは,湾曲するタホ川に包まれるようにたたずむ街です。 
    
アルカサル  トレド大聖堂(カテドラル) 
     
タホ川に三方を囲まれています。 

<トレド大聖堂(カテドラル)>
    
 
   
聖体顕示台(重さ180s,高さ3mの金,銀及び宝石で造られている)  祭壇画
    
 
   
聖歌隊席下段椅子席の彫刻 絵で描かれた聖書   巨大なパイプオルガン

<サント・トメ教会>
14世紀に建てられたもので,世界三大名画の1つであるエル グレコの傑作「オルガース伯爵の埋葬(THE BURIAL OFTHE COUNT OF ORGAZ)」があることで有名です。
    
 
  オルガース伯爵の埋葬(wikipediaより)
<トレドの街>
    
 
   道がとても狭くなっています。  
 
 
馬に乗って出入りしたため,取っ手が高いところにあります。 
   
銅版に金や銀の糸で象嵌細工を施す技術はイスラム教徒から伝えられたものです。  トレド名物のマサパン 
(2013.10.14撮影)

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