千畳敷カール2021

  千畳敷カールは、標高2,612mのアルプスならではのダイナミックな風景が広がります。四季折々の自然の美しさを登山初心者でも満喫できる人気の観光地です。ロープウェイを使って、雲上の世界と大自然の絶景を気軽に楽しむことができるため、何回訪れても感動的です。以前にも数回訪れていますが、今回は、真夏の下界の暑さに耐えられず、高い山に涼を求めて訪れました。

<駒ヶ岳ロープウェイ>

標高1,662mのしらび平駅から標高2,612mの千畳敷駅まで、駒ヶ岳ロープウェイで約7分30秒で登りました。途中ロープウェイから見上げると、上空は雲に覆われ、しばらくすると霧の中に入り、景色が全く見えなくなりました。今日は霧に覆われ、カールは見えないかとあきらめていたら、突然霧が晴れ、真っ青の空が見えました。
   
霧の中に入りました。 
 
空は雲に覆われていました。 うっすら千畳敷駅が見えてきました。 突然青空の下、駅が見えてきました。 

<千畳敷>
千畳敷駅を一歩出ると、すぐ目の前には日本とは思えない絶景が広がっていました。屏風のような白い岩肌と間近に迫る大自然は、目を見張る美しさでした。 
標高が高いため空の青色もとても深く、白く険しい岩肌と草の緑とのコントラストが見事でした。間近に迫るカールのスケールは迫力があり、圧倒されました。 
 
 
目の前に宝剣岳がそびています。以前登ったので懐かしい風景であり、険しい登山道を登った無謀さを痛感しました。 

<八丁坂>
   
 
 「八丁坂分岐点」から山側を見上げると、本格的な登山道が続いています。ここから先は登山靴などの装備が必要です。
 
 
高山植物の花がきれいに咲いていました。  剣ヶ池が見えました。 
    
塩見岳が見えました。 
 
南アルプスが見えました。  がれきの急登を登っていきました。 
 
富士山見えました。 
 
 雲海の上に南アルプスの峰々を望むことができました。富士山が雲に隠れたり、顔を出したりを繰り返していました。
   
八丁坂途中でふり返ると、ホテル千畳敷が下に見えました。 
 
 
急登が続きました。  蝶に癒やされました。 
青空と千畳敷カールの自然美は下界では体験できない素晴らしさです。 
 
南アルプス連峰と富士山が見えました。中央に富士山、右に塩見岳、左に西農鳥岳、間ノ岳が見えました。 

<乗越浄土>
急斜面の八丁坂を登りつめて、宝剣岳と伊那前岳との鞍部である乗越浄土(2,858m)にたどり着きました。
左に宝剣岳(標高2,931m)、右に中岳(標高2,925m)が見えました。 
 
 
右に伊那前岳(2,883m)に続く稜線が見えました。   

<千畳敷遊歩道>
八丁坂を下り終え、千畳敷遊歩道を一周しました。剣ヶ池と高山植物、そして千畳敷カールの絶景を見ながら散策することができました。
 
 
剣ケ池からの眺望です。剣ケ池は夏のわずかな期間のみ水が溜まる池で、水面に映し出される千畳敷カールもまた見事です。

(2021.8.27撮影)

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