上高地2025夏

  上高地は、長野県松本市にある標高およそ1,500mの山岳景勝地です。夏でも涼しく、自然の景色と涼を求めて2025年も乗鞍登山の翌日に訪れました。上高地は環境保護のためマイカー規制が行われているため、あかんだな駐車場に車を停めて、シャトルバスで行きました。
上高地バスターミナルでシャトルバスを降り、梓川に沿って歩くと穂高連峰の絶景が広がります。 
穂高連峰と反対側を見ると焼岳がそびえています。標高2,455mの焼岳は、現在も活火山として活動しています。粘り気の強い溶岩ドームで、最近では昭和37(1962)年に水蒸気爆発があり、大正池まで泥流が押し出ました。 
河童橋周辺はものすごい人でした。この日は8月最後の土曜日ということもあって大勢の観光客が押し寄せていました。 
西穂独標が見えました。西穂高岳などの穂高連峰は雲に隠れたり見えたりを繰り返しました。 
上高地のシンボルともいえる河童橋の上からは雄々しくそびえる穂高連峰や岳沢、清流梓川の流れ、そして振りかえれば焼岳が展望できる絶好のビューポイントとなっています。 
梓川の清流の上に河童橋、その上に明神岳が見える絶景です。絶好の写真スポットなので大勢の観光客が記念写真を撮っていました。 
梓川に沿って遊歩道があります。清流を眺めながら木々の間を歩くことのできる気持ちのいいコースです。田代橋を渡って折り返すとバスターミナルに戻ることができます。 
途中には、上高地の歴史に名を残す英国人宣教師ウォルター・ウェストンの石碑があります。 
対岸に六百山(左)や霞沢岳(右)を眺めることができます。六百山と霞沢岳の間にあるのが三本槍です。


(2025.8.30撮影)

HOME

上高地2011へ

上高地2015秋へ

上高地2023夏へ