建仁寺紅葉2024

  建仁寺は、臨済宗建仁寺派の大本山で、京都五山の第三位に認定されている格式高い寺です。祇園に佇む建仁寺では、12月に入っても紅葉の見頃が続きます。紅葉が遅めなので、2024年は12月14日に訪れましたが、紅葉が見頃でした。今回は法堂の双龍図と紅葉の潮音庭を中心にまわりました。
潮音庭の紅葉 
建仁寺本坊中庭にある潮音庭はもみじが赤や黄色に色付き、見事な紅葉に彩られます。360度正面に造られているので廊下を廻りながら紅葉を楽しむことができます。
法堂の本尊釈迦如来座像と天井の双龍図 
法堂は1765年に上棟されました。正面須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています。また、その天井には2002年に創建800年を記念して小泉淳作画伯筆の双龍が描かれました。 
潮音庭の紅葉
潮音庭は、中央に三尊石その東には坐禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭です。   
潮音庭の紅葉 
潮音庭は、中央に建仁寺の本尊である釈迦三尊に見立てた三尊石の立石が、周囲には坐禅石などの横石が配置された苔庭です。縁側や廊下から見ても美しく、建物内から額縁庭園として見ても美しく、まさにどこから見ても美しい庭園です。 
 
本坊入口 
 
国宝の俵屋宗達筆「風神雷神図屏風」(展示は複製)  大雄苑 
潮音庭の紅葉 
四方を方丈や大書院、渡り廊下で囲まれた潮音庭は、四方正面の庭として設計されています。東西南北どちらから見ても正面になる庭園というのが潮音庭の最大の特徴です。 
 
建仁寺は境内一円で鮮やかな紅葉を楽しむことができます。 
 

(2024.12.14撮影)
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