建仁寺

  建仁寺は、1202年に栄西禅師が建立した京都最初の禅寺で、臨済宗建仁寺派の大本山です。1586年ごろ、安国寺恵瓊により再興され、五山第3位の格式を持っています。
    
 
建仁寺北門   
    
北門から北へ延びる通りは、祇園の花見小路通です。  
    
本坊 
 
法堂です。 天井には小泉淳作の「双龍の絵」があります。 
    
茶碑 
 
建仁寺開山堂は建仁寺開山・栄西禅師の入定塔(墓所)です。苔むした庭に栄西禅師が宋(中国)から持ち帰り、お手植えしたとも言われる菩提樹が植えられています。栄西禅師が宋から茶の種を持ち帰り、 それから日本で茶の栽培が盛んとなり、飲茶の習慣が広がったとされています。
    
 
1628年に三江和尚によって建立された浴室です。湯気で体を温める蒸し風呂です。
    
 
三門   
    
 
    
 
シャクナゲがきれいに咲いていました。  霊源院 
<摩利支天堂>

摩利支天堂は、開山大鑑禅師が中国より将来した摩利支天を祀っています。「摩利支」は、威光、陽炎が神格化した古代インドの女神です。現在では三面六臂で七頭の猪に坐す姿から、開運・勝利の利益、特に亥年生れの人々には守り本尊として信仰されています。
    
 
摩利支尊天堂  禅居庵
    
 
イノシシの像が多数ありました。 
(2021.3.29撮影)
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