カナリア諸島テネリフェ島3 (Tenerife)

<サンタ・クルス・デ・テネリフェ>

  サンタ・クルス・デ・テネリフェは、グラン・カナリア島のラス・パルマス・デ・グラン・カナリアとともに、カナリア諸島の州都となっている都市です。地名の由来は、スペインの開拓者が先住民グアンチェ族を制圧した際に立てた木の十字架です。 

【スペイン広場】

スペイン広場はサンタ クルス デ テネリフェの中心部にある円形の広場です。この居心地のいい広場で一休みしながら行き交う人々を眺めましょう。この広場には大きな記念碑とユニークな人工池があります。港に近く、旧市街の散策へ向かう出発点として便利な所にあります。 
スペイン広場の巨大な人工の池の中央には大きな噴水があります。地元の人々が水辺でおしゃべりをしたり、観光客が写真を撮る憩いのスポットになっています。
 
戦没者追悼記念碑とブロンズ像 
スペイン広場の中心に巨大な戦没者追悼記念碑が立っています。巨大な十字架の形をしたこの記念碑は、20 世紀初頭のスペイン内戦の戦没者を追悼するためものです。記念碑を飾るブロンズ像はスペイン人芸術家エンリケ セサル ザルジバルが手掛けたものです。 


【サンタ・クルス・デ・テネリフェの中心街】

カンデラリア広場 
 
セラドル橋 
 
カスティージョ通り  ジャカランダの花が咲いていました。
ラ・コンセプシオン教会
ラ・コンセプシオン教会の最初の建設は1500年までさかのぼります。現在ある塔は1786年に建てられたものです。カナリア諸島のコロニアル様式でできたこの建物の外観は、島特有の木製のバルコニーをそなえているのが特徴です。内部には、宗教芸術の貴重なコレクションが収められています。

【アフリカ市場】
この町のシンボルとも言えるヌエストラ・セニョーラ・デ・アフリカ市場は、1940年代から開かれました。ここに集められた食材はサンタ・クルスのみならずテネリフェ島全域に豊かな食を実らせました。 
アフリカ市場は、食材の種類の豊富さや鮮度、独自のサービスで市民を惹きつけ、厳しい競争を生き抜いてきました。今となっては市民にとって欠かせない台所となったほか、町にとっての貴重な観光資源にまで上りつめました。
 
 
市場は午前中しか開いていませんが、場内には食料品をはじめとする店舗が200件以上並び、活気であふれています。店頭で飲食することも持ち帰ることもでき、地元の人だけでなく多くの観光客が押し寄せていました。
 
 
地下の生ハムの店に行きました。天井から数多くのイベリコ豚がつるされていました。その場で生ハムをスライスしてもらって食べました。日本で食べるものと違い、本場の生ハムを味わうことができました。 
 
アフリカ市場1階  2020年のイベリコ豚です。 
一階部分に軒を連ねるのは、青果や肉、チーズ、スパイスなどを扱う店舗の数々です。地下に広がるのは魚市場で、周囲を海に囲まれているテネリフェ島では、市場にならぶ魚の種類も豊富で新鮮でした。買った魚をその場で調理してくれる店もあり、穫れたての魚をその場で味わいました。


【港】
サンタ・クルス・デ・テネリフェには主要の港があり、クルーズ船を利用して訪れる人は、この場所に最初到着します。 
クルーズ船から見たテネリフェ島です。 
クルーズ船から見たサンタ・クルス・デ・テネリフェの夜景です。 


(2023.11.15撮影)
HOME

カナリア諸島TOPへ