ドブロヴニク2014

  ドブロヴニクはクロアチア最南端の街で,13世紀以降に地中海交易の拠点として栄えた歴史をもちます。15〜16世紀に海運交易都市として発展し,自治を許された小さな共和国でした。 その影響か,ゴシック,ルネッサンス,バロック様式の教会や僧院,宮殿,噴水など美しい街並みを誇っています。 紺碧のアドリア海と,街を守るために建設された城壁の白,富が築き上げた建物群の赤い屋根が鮮やかなコントラストを見せ,「アドリア海の真珠」と呼ばれています。ドブロブニクの目抜き通りストラドゥン石畳は,何百年ものあいだ人々の通行により磨かれ,滑らかに輝いています。

<城壁の上から見た旧市街>
ドブロブニクの旧市街を取り囲む全長約2キロの城壁は遊歩道となっており,城壁の上の見晴らしは素晴らしくドブロヴニク旧市街とエラフィテ諸島の島々が一望できます。城壁を歩くと、あまりの絶景に感動して、写真を撮ってばかりでなかなか進めませんでした。  
城壁への入口は3ヶ所あります。途中にも階段があり、歩きやすい靴が必要です。
 旧市街の向こうにロクルム島が見えます。
観光客が城壁を列をなして歩いています。 
右上にロブリイェナッツ要塞。右下にピレ門が見えます。
右上がミンチェタ要塞 
城壁を歩いてミンチェタ要塞を通りました。 
海岸の城壁を歩くと絶壁の下は海です。  
ロブリイェナッツ要塞が見えます。 
旧港から遊覧船が出ています。

<展望台から見た旧市街>
旧市街に入る前に展望台から旧市街を眺めました。 

<旧市街の中>

 
ピレ門   ドブロヴニクの守護聖人ブラホの像
旧市街に入る城門は4つあり(ピレ門、ブジャ門、プロチェ門、ポンテ門)、中でも最も大きいのがピレ門です。ほとんどの観光客が通る表玄関になっています。ピレ門は入り口の橋が釣上げ式で,夜間に侵入者を防ぐようになっていました。 
 
オノフリオの大噴水   
手前にオノフリオの大噴水、中央がメインストリートであるプラツァ通り
プラツァ通りは目抜き通りであるため多くの観光客で賑わっています。
右が聖ヴラホ教会、屋上にある真ん中の像は聖ヴラホ、教会の前にあるのがオルランドの柱、左側が市庁舎です。  
 
右が時計塔、左がスポンザ宮殿    鐘楼の鐘
 時計塔は1444年の建造で,上部はブロンズの鐘撞き人を設置した鐘楼です。  
旧港 
 
 
旧総督邸(右)と町の裏側のスルジ山  ドブロヴニク大聖堂
左がフランシスコ会修道院と鐘楼 
   
フランシスコ会修道院内部   美しい回廊  薬局
フランシスコ会修道院は14世紀に建設されました。後期ロマネスク様式の美しい回廊やクロアチア最古の現在も営業している薬局があるため多くの観光客が訪れます。

(2014.7.12撮影)
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