イスタンブール

<グランドバザール>

 グランドバザールは、1453年のコンスタンチノープル征服後、メフメット2世により建設された2つの市場が起源となっています。1461年の完成当初は小さなものでしたが、19世紀の後半まで増築が繰り返され、巨大バザールへと発展しました。グランドバザールは、トルコ語でカパル・チャルシュ といい、屋根付き市場という意味をもちます。中東最大の屋内市場ともいわれる大規模なものです。買い物をするだけでなく、存在そのものが見どころになっています。
 
 
 バザールにある21の門にはすべて番号が振り分けられています。1番のヌルオスマニエ門から入りました。
 
 
1軒1軒の店は、間口、奥行きとも狭く、その数は約4400軒ともいわれています。しかし、同じ品物を売る店は、ある程度固まっているので、買い物がしやすくなっています。 
 
 
 グランドバザールの内部構造はとても複雑で、歩き始めると、東西南北の感覚がなくなり、わけがわからなくなります。店に番号がふってあるので、番号を確認しながら歩きました。巨大な市場ですが、世界中から多くの人が集まっており、どの通路も満員で圧倒されます。
   
   
トルコランプがとてもきれいでした。ナザール・ボンジュウという青・白の目玉模様のお守りがたくさん売られていました。災いを遠ざけるそうです。金・銀・宝石を扱う貴金属店が集まっている所もありました。 


<ヴァレンス水道橋>

ヴァレンス水道橋は、ローマ帝国のコンスタンティヌス大帝の時代に建設が始まり、ヴァレンス帝時代の378年に完成した水道橋です。建設当初は約1kmありました。北西郊外の森にある水源から引かれた上水を旧市街東部のスルタンアフメト地区にある地下貯水池へと中継する役割を果たしました。 
 
 

<ガラタ橋>

ガラタ橋は、金角湾に架かる可動橋(跳ね橋)です。初代の橋は1845年に開通しました。現在の橋は1994年12月に開通した5代目です。 市街電車も通ります。船が通行する中央部以外は上下二層になっており、上層が車道、下層がレストラン街となっています。
 
 
 ガラタ橋では釣りをしている人がたくさんいました。

<ガラタ塔>
ビザンチン帝国時代の528年、アナスタシウス帝が灯台として建設したのがはじまりとされています。オスマン帝国のスレイマン1世の時代にはここは牢獄として用いられ、その後には火の見櫓としても活用されました。現在は、イスタンブールの街を展望できる観光名所になっています。 
 
 

<イスティクラル通り>
イスティクラル通りは、イスタンブール新市街きっての繁華街です。道の両側には19~20世紀の欧風スタイルの建物が並び、その通りの真ん中をレトロな路面電車が走っています。古い趣を持ちながら、国内外のファッションブランドやカフェが集まるおしゃれな通りでもあります。
 
 
食べ物を売る露店もありました。  焼き栗を売っていました。 
 
 
レトロな路面電車が走っていました。  教会がありました。 
<路地裏>
 
 
路地裏には所狭しと店が並んでいました。    トルココーヒーのポットが売っていました。

<ブルーモスク周辺>
 
 
ブルーモスク周辺は世界中から多くの観光客が訪れ、とても賑やかでした。 
 
 
様々な人種の人々を見ることができました。 

<イスタンブールへの移動>
 
 
ボスポラス海峡の橋を渡ってアジア側からヨーロッパ側に入りました。  369mの電波塔が建設中 
 
 
ボスポラス橋から見たボスポラス海峡  イスタンブールの家々 
 
 
新市街から旧市街へ移動  旧市街の城壁 
(2019.9.24~25撮影)
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