ルツェルン

ルツェルンは，美しい湖と奥に連なるアルプスの山，中世の建物がつむぎだす絵画のような風景で人々を魅了する古都です。ロイス川の両岸に発展していった町の面影は，カペル橋などの古い橋，見事な壁画の建物や凝った彫像のついた泉（水飲み場），かつての城壁など，旧市街の随所にみることができます。

＜カペル橋＞

カペル橋は，ヨーロッパ最古の木造橋で，1333年に完成しました。

名前はセントピーターのチャペルにちなんでつけられました。
ロイス川に架かるカペル橋は，ルツェルンを敵の攻撃から守るために造られた橋です。

シュプロイヤー橋は， 1407年に建てられた橋です。 水車を利用した脱穀所が付属しています。
シュプロイヤー橋には，17世紀からの『死の舞踏』を描いたいく つかの絵画を見ることができます。

＜瀕死のライオン像＞

フランス革命の末期，ルイ十六世を守って７８６人のスイス兵が殺されたことを記念して作られた瀕死のライオン像

＜ムーゼック城壁＞

中世の頃，町を守っていた，古い城壁（ムーゼック城壁）が残っています。城壁の上を歩くことができます。
城壁の上から眺めたルツェルンの街
ムーゼック城壁は1400年に出来た防護壁です。
塔がいくつかあります。		聖フランシスコ教会
紋章	塔にあった彫像

＜ルツェルンの市街＞


チューリッヒ

チューリッヒは，人口39万人でスイス最大の街で，スイス経済と金融の中心地です。ローマ時代から栄えた歴史を持ち，イタリアとドイツを結ぶ交通の要衝として発展しました。名所や史跡が多く，チューリッヒ湖のクルーズなど，観光も充分に楽しめる街です。

聖ペーター教会…1534年に取り付けられた時計はヨーロッパ最大の文字盤をもちます。
グロスミュンスター大聖堂…双子の塔があります。
フラウミュンスター (聖母教会)… シャガールによって描かれたステンドグラスが有名です。