バルセロナ1

  バルセロナは,カタルーニャ自治州の州都で,ローマ帝国の植民地時代から2000年の歴史を重ねる都市です。市民はカタルーニャ語を話し,「スペイン人である前にカタルーニャ人である」と考えています。中世の時が流れる旧市街のゴシック建築と新市街のビル群が混在し,独特の魅力があります。

<サグラダ・ファミリア>(聖家族教会)

 建築家アントニ・ガウディ未完の傑作として有名で,建設途中にもかかわらず2005年には生誕のファザード部分がユネスコの世界遺産に登録されました。1882年に着工し,現在も建築中で,2026年に完成予定です。ガウディは,この地下聖堂に眠っています。
 
 
  森をイメージした聖堂内部  
 
    
 
130年以上経っても完成しない常に工事中の聖堂です。  
    
 
ガウディ生存中に完成した歴史が感じられる誕生の門と,ちょうどその反対側に位置する受難の門が対照的です。
    
 
イエスの幼少期が表現された「生誕のファサード」と イエスの死をテーマにした「受難のファサード」
     
完成予想の模型  ローマ法王が訪れたときの写真 
<ガウディ建築>
    
 
カサ・バトリョ(世界遺産)…この建築のテーマは海  
    
 
カサ・ミラ(世界遺産)…この建築のテーマは山,屋上の煙突が山から突き出た峰々  
<モンジュイックの丘>
モンジュイックの丘は,標高173mの文字通りの丘です。1929年に万国博覧会が開催されたのを機に開発が進みました。さらに,1992年バルセロナオリンピックが開催され,メインの会場にもなりました。 頂上付近からは,バルセロナの市街が一望できます。 
    
 
   
  オリンピックスタジアム   
(2013.10.12撮影)

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