喜望峰

  喜望峰は、ケープタウンの南48キロメートルに位置する南アフリカ共和国南西端の岬です。1488年、ポルトガル王の命で航海中の B =ディアスが発見し、周辺があまりにも荒れる海域であったため「嵐の岬」と命名しました。王はインド航路発見の希望を抱き、「喜望峰」と改名しました。1497年、バスコ=ダ=ガマはこの岬を回って東航、翌年インドに到達しました。
 
 
 
 
喜望峰は英語でCAPE OF GOOD HOPE、右がアフリカーンス語の表記   
    
 
 
 
  オットセイがいました。 

<ケープポイント>
 ケープポイントは、ケープ半島では最南端で、旧灯台があるルックアウトポイント展望台からの眺めは雄大です。大西洋とインド洋が交わる海も同時に見ることができます。ケープポイントは三方を海に囲まれており、喜望峰を含め、丸い地平線や大海に削られた荒々しい断崖の岩肌など壮大な展望を見ることができます
 
 
 
 
ケープポイントの展望台であるルックアウトポイントからは、大西洋とインド洋が交わる大海原を見ることができます。  
    
 
   
ケーブルカーでルックアウトポイントまで行きます。    
    
 
海抜248mに建つこの灯台は、かつてインド洋と大西洋間を航海する船舶にとって重要な道標でした。しかし、高い位置に建てられたため、霧が発生すると見えないことが多く、半島の先端部の海抜87mの地点に、アフリカ大陸で最も明るい灯台が新設されました。  
   
ケープポイントから喜望峰を眺めることができます。  
    
 
  ニューヨークなど、世界の主要都市への方角と距離が示された標識
   
    
 
   
ケープ半島の先端半分近くは喜望峰自然保護区となっていて、ダチョウやヒヒなどを見ることができます。  
   

(2015.10.1撮影)