サン・ヴィセンテ岬Cape St. Vincent

  サン・ヴィセンテ岬はヨーロッパの南西端の地点であり、エストニアのナルヴァ=ヨエスから5000kmに及ぶヨーロッパ沿海歩道の南西の終端です。岬はサグレスの村からおよそ6kmのところにあり、地中海への往還の航海における陸標となっています。
岬にそびえる、高さ75メートルに及ぶ崖の上には、巨大な灯台があります。現在の灯台は、1864年に16世紀のフランシスコ会修道院の残骸の上に建設されたものです。この灯台は、世界で最も忙しい大洋航路のひとつを守り、ヨーロッパで2番目に強力なものです。その2つの1000ワットの灯りは、60km離れたところでも見ることができます。 
サンヴィセンテ岬の名称は、リスボンの守護聖人サン=ビセンテの遺体を乗せた船が流れ着いたことに由来するとされています。 
崖の高さは75mで、大西洋からほぼ垂直に立ち上がっています。この岬の近くでは過去に何度か海戦が行われました。 
「世界の終わり」と地元の人たちから呼ばれる、サン・ヴィセンテ岬です。この地を行き来するポルトガル人たちは、このサン・ヴィセンテ岬が世界の終わりだと信じており、目の前に広がる大西洋を眺めながら、いろいろな思いを馳せたといわれています。

ポルティマン

ポルティマンは、ポルトガル南部アルガルヴェ地方の港湾都市です。冬も温暖な気候で、近隣にはいくつも美しいビーチがあり、カタクチイワシをはじめとるす美味しいシーフード料理も味わえます。
 クルーズ船から見た夜明けのポルティマンの街の灯り
クルーズ船から見たサンライズです。
クルーズ船でカナリア諸島からモロッコに行く予定でしたが、国際情勢の関係で、モロッコに寄港できなくなりました。そこで、急遽、ポルトガルのポルティマンに寄港することになりました。 
 
 
クルーズ船からテンダーボートでポルティマンの港に行きました。 
 
海岸線に沿って、岸壁が続き、洞窟も数多くあります。世界で最も美しい洞窟の 1 つであるベナジル洞窟まで巡るボート ツアーも出ています。 
テンダーボートからポルティマンの街がよく見えてきました。 
港に近づいてきました。

【ポルティマンからサン・ヴィセンテ岬へ】

 
 
ポルティマンからサン・ヴィセンテ岬に行く途中、サグレシュで休憩したカフェレストランです。エスプレッソを飲みながら海岸のきれいな景色を見ることができました
 
 
サン・ヴィセンテ岬に行く途中の風景です。  サーフィンをしている人がいました。 

(2023.11.20撮影)
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