ラバト

 ラバトは、モロッコの首都であり、大西洋に面し、その落ち着いた佇まいから「庭園都市」とも呼ばれています。中心部は城壁に囲まれ、旧市街と新市街のいずれもが世界遺産に登録された希少な都市です。旧市街は、12世紀にアフリカ北部に興ったムワッヒド朝によって築かれたアラブ系の街です。新市街は、フランスの統治下にあった20世紀前半、フランス人によって作られた街で、椰子の並木に彩られた広い通りにはヨーロッパの近代建築が整然と立ち並びます。ラバトは、アフリカの地で共存するアラブとヨーロッパの文化にふれることができ街です。 

<王宮>

現国王ムハンマド6世とその家族が住む王宮です。1864年に建てられました。
 
 
王宮…近づけるのは、歩道の線まででした。   
   
    
 
城壁  
    
 
王宮広場のモスク(アルファ・モスク) 

<ムハンマド5世霊廟、ハッサンの塔>
 
 
ムハンマド5世の霊廟     
    
 
   
赤い服の衛兵は観光用なので写真を撮ることができます。   
    
 
中央がムハンマド5世の石棺、両側に前国王ハッサン2世とその弟アブドゥラー王子の石棺
    
 
ハッサンの塔は工事中でした。高さ44mです。88mになるはずが未完のままです。   右はポスターの写真     
   
メディナは城壁に囲まれています。  

<ウダイヤのカスバ>
ウダイヤのカスバは、 17世紀にムーライラシッドにより建設された城塞地区です。パトロール用の歩道が張り巡らされている城壁と赤茶色の頑強な門で囲った街には、12世紀のものと17世紀のものが混在しています。外側の赤い壁が12世紀で住居に使われ、中の庭が17世紀、18世紀にベルベルのウダイヤ族が住んでいたからウダイヤのカスバと言われます。

     
   
石畳に青と白い壁の美しい街並み    
   
  スペイン・アンダルシア風のウダイヤ庭園 
   
横は大西洋です。
    
 
    
 
   
手にひらのような形をしたドアをたたくドアノッカーは、ファティマの手と呼ばれているお守りの一種で、
悪魔から身を守るシンボルといわれています。  
   
   
    
 
(2016.3.21撮影)
HOME