シャウエン

  シャウエンの旧市街(メディナ)は、家の壁も道の階段も、水色から深い青色まで、多彩な青で染められています。その理由として最も有力なのが、その昔スペインから追われシャウエンに住みついたユダヤ人によるもの、という説です。ユダヤ教にとって青が神聖な色であったことから、家や道をつくる際に青色で染めていったのだそうです。イスラエルが建国されると、シャウエンにいたユダヤ人のほとんどはイスラエルへと移住していきましたが、町を青色に染める習慣だけは残った、ということです。その他にも、夏の暑さを視覚的に紛らわせるためや、虫除けのためという現実的な説もあるようです。 
 
 
 シャウエンは、青と白で彩られた、まるでおとぎの国のような不思議な街です。
    
 
   
 
   
 
   
    
 
   
  郵便ポスト   
   
    
 
ジュラバというモロッコの民族衣装をよく見かけました。フード付きコートです。 
   
   
    
 
   
シャウエンは、山の斜面に沿って街が造られており、遠くから見ても美しいです。
   
   
    
 
パン屋へパン生地を持って行けばパンを焼いてくれます。   
   
   
  ファティマの手 
    
 
    
 
    
 
土産物店が建ち並んでいます。  
    
 
街全体が青と白で彩られていることがわかります。  
 
 
シャウエンの街   
(2016.3.22撮影)
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