その他

<馬頭琴>

馬頭琴(モリンホール)は、モンゴル民族伝統楽器です。モンゴル語で、『モリ=馬 、ホール=楽器』 を意味していて、弦は馬の尻尾やナイロンでできていて、馬の毛を張った弓で弾きます。楽器の棹の先端部分が馬の頭の形をしているため日本では馬頭琴と言います。弦の押さえ方が、指で弦を横から押すような形になるのが特徴です。ユネスコ世界無形遺産に登録されています。 
馬頭琴の演奏とホーミーと呼ばれるモンゴルに伝わる特殊な歌唱法を聴きました。ホーミーは喉を緊張させて笛のような声を発するモンゴルの伝統的発声法です。ホーミーで息継ぎなしに歌ってくれました。

<オボー>
道中、オボーがありました。オボーとは、モンゴルで建てられる、一種のケアン(標柱)です。通常、石または木で作られ、モンゴルの平原や平原にある小高い丘や頂や峠のような高い所に建てられます。オボーはおもにチベット仏教の祭礼が行われる場所で宗教的意味を示す役割を持ちますが、境界標識や道標としての役割もあります。
旅において道中の安全を祈願してオボーの周りを三周、時計回りに回ります。普通は地面から石を拾いそれをオボーの上に積み上げます。人によっては甘いものや金、ミルクやウォッカを供える場合もあります。

<車窓>
【ウランバートル郊外の車窓】

ウランバートルは大都市なので市内はビルが建ち並び、道路は車で渋滞していますが、一歩郊外に出ると、大草原に動物が放牧されているのどかな風景になります。そのギャップに驚かされます。
フタコブラクダが草原をのんびり歩いていました 
牛や馬や羊が放牧されていて、みんな一生懸命草を食べていました。 
2019年度末ではモンゴルの家畜頭数が7094万9900頭に達しています。全家畜の45.5%を羊、41.2%を山羊、牛6.7%、馬5.9%、ラクダ0.7% となっています。家畜の数が人口の20倍です。

ウランバートル市内の車窓】
ウランバートルの市内はごった返していて、物売りもたくさんいました。急激に車が増えたため、道路の整備が追いつていないようです。舗装された道路が限られているため一部の舗装道路に車が集中し、激しい渋滞になっていました。 
 
 
   
  アパート  バスを待つ人々 
 
プリウスが大人気 
 
ノミンデパート(旧国営デパート)  宿泊したフラワーホテル 
街ではトヨタのハイブリッドカーを数多く見かけました。特に中古のプリウスがかなりの割合を占めていました。モンゴルの冬はマイナス30℃やマイナス40℃にもなるので普通のガソリン車では動かないことがよくあるそうです。電気で走り出すことのできるハイブリッドは冬のモンゴルでも問題なくエンジンを始動できるので助かるそうです。

<空路>
 ミアットモンゴル航空で成田空港からモンゴルのチンギスハン国際空港に行きました。行きは約5時間半かかりましたが、帰りは4時間半ほどでした。
 
 
成田空港をミアットモンゴル航空で出発しました。   
   
モンゴルの上空にに入ってきたようです。 
 
帰りの経路 
 
ウランバートルに近づいてきました。  チンギスハン国際空港到着 

<食事>
【2日目昼食】
 
 
ホーショール(揚げたモンゴル餃子)を食べました。 


【3日目昼食】
   
   
  モンゴル料理名物「ホルホグ」を食べました。

【3日目夕食】
   
モンゴル風しゃぶしゃぶを食べました。  


(2023.6.27~29撮影)
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