ウランバートル鉄道

  モンゴルにおける鉄道は 1949年 に創立された ロシア 政府が50%、モンゴル政府が50%出資による公社の ウランバートル鉄道 (UR)によって運行されています。
 世界最長の鉄道の一つであるモンゴル縦貫鉄道を利用すると、中国からロシアに移動することができます。モンゴル縦貫鉄道の総延長は7000キロ以上で、北京を出発し、終点のロシアにたどり着くまで丸7日かかります。
 今回は、ウランバートル駅からダバニ(Davaany)駅まで約1時間の列車の旅を楽しみました。
ウランバートル駅からこの列車に乗りました。駅に改札はなく、直接ホームに入りました。列車の各入口に車掌がいて切符の点検をしていました。
 
ウランバートル駅です。モンゴルの最大の駅です。国内の列車だけでなく、モスクワ、北京への国際列車も発着します。駅舎には列車の発着を待つ人がいましたが、混雑はしていませんでした。 
 
 
ホームにはスーツケースや大きな荷物を持った人が多数待っていました。 
 
列車の内部です。4人用の個室になっていて、2段ベッドで寝ることができます。通路は狭いですが、車窓を眺めることができます。部屋はドアを閉めることができるので、ゆっくり休みながら旅を楽しむことができます。 
車窓の眺めです。広大な草原を走り抜いていくので素晴らし景色を眺めながら旅を楽しむことができます。 
 
モンゴル国内区間のほとんどは山地で、海抜も600mから1,700mとアップダウンが激しいうえ、急カーブも多くなっています。そのため、最高速度は時速75kmに制限されています。 
ダバニ(Davaany)駅で降りました。ホームはないので、直接地面に降り、改札口もないので、そのまま草むらを歩きました。のどかな光景の駅でした。 

(2023.6.29撮影)
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