マルサシュロックMarsaxlokk

  マルサシュロックは、カラフルで伝統的な漁船ルッツが湾内に浮かぶ漁村の町です。マルサシュロックは小さい町ながらもマルタ最大の漁村です。絵具の「水色」を垂らしたようなブルーの海と、極彩色のボートが織り成す風景は幻想的です。
マルサシュロックはエメラルドブルーの海に極彩色のボートが浮かぶ、絵のような風景が楽しめます。
町の中心にあるポンペイの聖母教会です。漁師と家族の信仰の場として愛されてきました。教会の前には土産物店がずらりと並んでいました。 
リネンやはちみつ、オリーブオイル、ハーブティーなど、マルタの名産品が手に入るマルサシュロックのウォーターフロントマーケットは、お土産探しにもぴったりです。真っ青な海の上に、「ルッツ」と呼ばれる伝統的な小型漁船がいくつも浮かんでいる景色が魅力です。のんびりとした雰囲気ながらも明るく、歩いているだけで楽しくなりました。
 
マルサシュロックに着いて目に入ってくるのは、海に浮かぶカラフルな漁船です。 これらは「ルッツ」と呼ばれるマルタの伝統的な小舟で、赤、緑、青、黄色を使った鮮やかな配色が地中海に映え、なんともフォトジェニックです。船にはフェニキア時代から現代まで続く「魔除け」の意味を込め、船や航海を守る「オシリスの目」と言われる目が描かれています。海の危険から漁師を守る意味が込められています。 
南部エリアを観光する際に、地中海のシーフード料理を目当てに立ち寄る人も多くいます。日曜日の午前中にはマルタ島近郊で採れた魚や野菜をはじめ香辛料、日常衣料品、お土産物などを売るサンデーマーケットが開催されています。
 
土産物店  デリマラ砦 
湾沿いにはお土産の露店が出ています。お土産も色鮮やかでマルサシュロックらしいです。マグネットを始め、ペイントが可愛い食器類が売られています。価格も手頃で、ちょっとしたお土産に最適です。
冷戦終結記念碑 
マルサシュロックはマルタ会談が開催された場所としても知られています。1989年 12月2日、3日、ブッシュ米大統領とゴルバチョフ旧ソ連書記長による会談が沖合の船上で開かれ、冷戦の終わりを告げる歴史的な合意が成されました。

(2023.9.25撮影)
HOME