クアラ・カンサー

  18世紀にスルタンがこの街に移り住んでから,ペラ州の州都として発展してきました。その後スズ産業が興った時代には,ほかのペラ州の町に比べて発展が遅れ,州都はイポーに変わりましたが,それゆえ,マレー文化が残されることとなりました。

<ウブディア・モスク>

金色のドームと,それに添うように高くそびえるミナレットをもつモスクで,マレーシアで最も美しいと言われています。27代のペラのスルタンの命で建立されました。
 
 
    
 
   
   
礼拝堂の内部   
    
 
    
 
    
 

<アブラヤシ畑>

マレーシアの国内をバスで移動していると,アブラヤシの畑が延々と続きます。緑の景色はほとんどがアブラヤシと言ってもいいくらいでした。アブラヤシからはパーム油を採ります。パーム油は食用油にするほか,石鹸などにも使われます。近年,マレーシアでは熱帯雨林を破壊してアブラヤシ畑にしている地域が増え,環境破壊が問題になっています。(ヤシ油はココヤシから採れる油で,パーム油はアブラヤシから採れる油です。)
    
 
(2013,12,12撮影)