ブッダパーク

  ブッダパークは、ビエンチャンの中心部からバスで1時間ほど離れたメコン川沿いにある、仏教とヒンドゥー教をテーマにした観光地です。正式名称は「ワット・シェンクアン」で、1958年に、タイのブンルア・スリーラット氏によって造られました。 仏教とヒンドゥー教を融合した宗教観がベースとなっています。
 
ブッダパークの入口  4本の腕を持つラーフ 
ラーフの彫像は、人の頭をわしづかみにし頭のてっぺんからかぶりついています。ヒンズー教の神話に出てくる神、あるいは怪物をイメージさせます。
涅槃仏 
巨大な休んでいる涅槃仏は全長約40mあり、公園の象徴です。写真撮影スポットとしても人気です。
 
  3つ頭の象の上に乗っかる4本腕の御神像 
ブッダパークには200体以上の仏教・ヒンドゥー教の神々や動物、悪魔の像が立ち並びます。ブンルアン・スリラットは、ベトナムでヒンドゥーの仙人に師事し、仏教とヒンドゥー教を融合させた独自の世界観を構築し、その思想を形にしたのがブッダパークです。 
彫像は人間や神、動物、悪魔など様々な姿をしています。仏のような微笑ましい表情から、舌を出したコミカルな表情まであり、彫像1体1体を見て楽しめるようになっています。
パンプキン・ツリー 
ブッダパークの中でひときわ異彩を放つのがパンプキンツリーです。高さ3mの建物の入口には悪魔が大きく口を開け、ここで飲み込まれるように入っていきます。この建物は3層構造になっていて、地下は地獄界、1階は地上界、2階は天上界となっており、屋上まで上がることができます。
屋上からは、仏像の数々が良く分かります。中でも一番左にある巨大な涅槃仏が目立っています。全長40mほどありますが、平べったい感じが独特です。
建物内部の通路は非常に狭く、天井も低くて階段も小さく不安定なため危険です。建物の中央に地下あるいは上層階へつながる階段が設置されていて、各階にはその世界観を表した彫像が展示されています。途中の窓から外を見ると、観光客がこのパンプキン・ツリーを眺めているのがよくわかります。
 
   パンプキン・ツリー内部
パーク内の仏像は石ではなく鉄筋コンクリートで作られています。一つ一つ仏像の型枠を作り大量のコンクリートを使用しています。コンクリートは耐用年数が60~100年と言われています。そのため一部仏像はひび割れだけでなく半壊もしており、内部の鉄筋が露出しているものもあります。

(2026.1.22撮影)

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