蓼科山

  蓼科山は、標高2,530mであり、日本百名山に数えられています。八ヶ岳のほぼ最北端に位置する成層火山(二重式火山)で、諏訪地方から見上げると独立峰のように見えますが、北八ケ岳の山塊と繋がっています。円錐形の美しい姿から諏訪富士とも呼ばれています。
  山頂は直径100メートルほどの平坦地で、ゴロゴロした溶岩の岩塊に覆われ、中心部が少し凹み、火口跡が見られます。コニーデ火山の上にトロイデ火山が重なるように噴出したもので、複合火山と言えます。
  今回は、七合目一の鳥居を出発し、馬返し、将軍平を通り、蓼科山山頂へ登頂しました。距離は長くありませんが、石がごろごろしている歩きにくい急坂で、特に下山は注意が必要でした。
 
 
諏訪富士と呼ばれ、富士山のように美しい形をしています。山頂から360℃の展望があり、白樺湖や八ヶ岳を見ることができます。 

<七合目一の鳥居~将軍平>
   
一の鳥居を出発  馬返しから急坂になります。 
   
   
天狗の路地     

<将軍平~山頂>

   
将軍平の蓼科山荘  ウソという名前の小鳥がいました。 
   
  岩場の急登です。手も使って這うようにして登ります。
   
急坂が続きますが、後ろを見ると下界が見え、絶景です。  
   
ツガザクラ  コイワカガミが所々に咲いていました。 
   
岩がごろごろして歩きにくいですが、後ろは絶景です。  
   
   
<蓼科山山頂>
   
蓼科山頂ヒュッテ到着     
   
山頂2350m  頂上の案内図  三角点 
     
山頂からは八ヶ岳がきれいに見えます。  
   
かつて方位盤がありました。     
山頂は火口の跡であり、広くなっています。火口縁からは360度の展望があり、赤岳を主峰とする南八ケ岳の峰々が南方向の眼前にそびえ、右手方向には南アルプスの鋸岳や甲斐駒ケ岳、その稜線の裏には仙丈ヶ岳などの急峻な峰が連なっています。 
   
山頂の一角に小さな鳥居が立ち、石祠が置かれています。蓼科神社奥宮です。     白樺湖が見えます。
   
往路と同じ道を下山しました。大きな石が多く、手をつきながら降りる場所が多くありました。  
<下山後>
   
蓼科ふれあい牧場  
   
池の平白樺高原ホテルで入浴しました。   白樺湖から見た蓼科山 
(2016.6.18撮影)