経ヶ峰

 経ヶ峰は、三重県津市にある平野部にそびえる独立した円錐形の山で、美しい姿をしています。山頂は広く、眺望も抜群で、伊勢湾、知多・渥美半島、布引山地、鈴鹿山地などが一望できます。山名はずばり、経巻を納めたことに由来します。『伊勢参宮名所図絵』に、「世義寺三宝院両院ノ加法経ヲ納ム」とあり、別の郷土資料には、「経嶺ニ大般経アリ、古城址アリ」とあります。これらの記録どおり、山頂近くに大石で葺いたかなり大きな経塚が現存しています。
 登山道は安濃町の草生、野口、穴倉、平木などからのコースがあり、頂上まで約2時間です。今回は、平尾ルートから登り、細野ルートを下山しました。


<比佐豆知菅原神社~登山口~頂上>

   
比佐豆知菅原神社から出発しました。  登山口までは舗装道路 
   
登山口です。     
   
  頂上近くになると雪が残っていました。 
   

<経ヶ峰頂上>

   
山頂819m     
   
山頂展望台   
   
山頂からは、360°の展望が開けます。伊勢湾や津市もしっかり見えます。  
   
<めなし地蔵>
めなし地蔵は、細野地蔵尊とも呼ばれ、目の病気に効くと言われています。下山の途中に立ち寄りました。
   
   
   

<下山>

   
長野神社  長野神社から見た経ヶ峰 

(2016.1.16撮影)