北横岳

  北横岳は、八ヶ岳連峰北部(北八ヶ岳)の山です。本来の正しい名称は横岳ですが、同じ八ヶ岳のわずか10 kmほど南(南八ヶ岳)に同名の横岳があるため、より標高の低い北八ヶ岳の横岳は、区別のため便宜的に北横岳と称されることが多いのです。
  山頂は南北に分かれ、標高は南峰が2,471.6 m, 北峰が2,480 mです。八ヶ岳火山列の北端に位置し、厚い溶岩流と溶岩円頂丘からなる小規模な火山で、数百年前に噴火し、活火山に指定されています。
  標高1,700 mあまりの地点から2,200 mあまりの坪庭まで、北八ヶ岳ロープウエイが通じており、今回は、ロープウェイ山頂駅から登山を行いました。

<北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅~坪庭~北横岳ヒュッテ>

   
北八ヶ岳ロープウエイ山頂駅を降りて、まず、坪庭を歩きました。    横岳神社 
   
坪庭は、約1万年前に始まったこの八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地です。 
   
火山の 終息後約8000年の長い歳月をかけて、多くの植物が自生し、一大自然庭園を形成しています。  
   
坪庭は、奇岩の溶岩台地で、溶岩がゴロゴロしていて、少し歩きにくいです。  
   
坪庭を出ると、登山コースになります。まず、北横岳ヒュッテまで登りました。  

<北横岳ヒュッテ~北横岳南峰~北峰>

   
 急登を登って行きます。 北横岳南峰到着、霧で何も見えませんでした。  
     
晴れていれば南八ヶ岳が見えます。(YATSUHPより) 南峰から北峰へは5分 
   
北横岳北峰山頂2480m到着  晴れていれば蓼科山が見えます。(HPより)  
   
霧で何も見えませんでしたが、晴れていれば360°の絶景です。

<山頂~七つ池>

   
下山しました。 
   
七ッ池に向かいます。     
   
七ッ池ですが、見ることのできるのは2つです。  
   
霧の湖面に周りの景色が映り幻想的でした。  
   
<北八ヶ岳ロープウエイ>
   
北八ヶ岳ロープウエイで山麓駅まで降りました。  晴れていれば八ヶ岳が見えます(HIHOHPより)
(2016.8.27撮影)