伊吹山北尾根縦走

  伊吹山山頂の北側で岐阜県と滋賀県の県境をなす尾根は伊吹北尾根と呼ばれています。笹藪と雑木に覆われていて歩行困難でしたが,大垣山岳協会の延べ1,000人程の会員により,1960年から3年がかりで藪などが切り開いて伊吹北尾根縦走路が開設されました。今回は,岐阜県揖斐川町春日川合のさざれ石公園から静馬ヶ腹で伊吹北尾根に合流するルートである笹又登山道を登り,御座峰,大兀山,国見岳を縦走し,国見岳スキー場に下山しました。 

<さざれ石公園>

国歌「君が代」に詠まれているさざれ石は,伊吹山のふもとにあり,学名を石灰質角礫岩と言います。これは石灰石が長い年月の間に雨水で溶解され,そのとき生じた粘着力の強い乳状液が次第に小石を凝固して,だんだん巨石となり,河川の浸食作用により地表に露出したものです。さざれ石とその周囲には,さざれ石公園が設けられていて,伊吹山北尾根縦走の登山口となっています。 
   
   

<さざれ石公園〜静馬ヶ腹>

   
登山口  ミヤマキケマン  これから登ります。 
   
   
ウマノアシガタ  ハタザオ  ムラサキケマン 
     
カキドウシ  ヤマアイ 
   
登山道には高山植物が咲き,心を癒してくれます。  
   
キランソウ  上り坂が続きます。 
   
  ニリンソウとトリカブトの葉はよく似ています。 
   
ニリンソウ  スミレ 
   
イチリンソウ  ウシハコベ 
   
ヤマルリソウ  
   
  カンアオイ 

<静馬ヶ腹〜燕平〜御座峰>
   
   
笹の中を歩いていきます。  御座峰,大兀山,国見岳が見えます。 
   
  ラショウモンカズラ 
   
   
ヤマブキソウ   

<御座峰〜大兀山>

   
伊吹山が見えます。    琵琶湖が見えます。 
   
御座峰山頂(1070m) 縦走路からは右にも左にも展望が開け,素晴らしい眺めです。 
   
エンレイソウ    ヒトリシズカ  
   
ヤマシャクヤク  ルイヨウボタン 

<大兀山〜国見岳>

   
大兀山山頂(1083m)     
   
  国見岳に向かって登っていきます。 

<国見岳〜鉈ヶ岩屋>

   
国見岳山頂(1126m)     
   
急な下り坂を下っていきます。    ゼンマイ 
   
ボタンネコノメソウ  チゴユリ 

<鉈ヶ岩屋〜国見岳スキー場>

鉈ヶ岩屋は,教如上人が,関ヶ原の合戦で石田軍の敗北まで,ここに隠れていたと言われています。そのため,この岩屋を上人窟とも言います。教如上人は,この後,国見峠を越えて近江長浜へ下って京の地に至り,東本願寺の第一世となりました。 
   
   
  ヤマツツジ 

(2015.5.10撮影)