修善寺2023

  静岡県伊豆市の「修善寺」は、その地名の由来とされる「修禅寺」をはじめ、歴史を感じる寺が点在する情緒あふれる地です。豊かな温泉が湧く地としても有名で、街のシンボル的存在でもある「独鈷の湯(とっこのゆ)」は、日本100名泉にも選ばれています。

<修禅寺>

修禅寺は、修善寺温泉の中心にあり、修善寺の名前の由来となった寺です。正式な呼称は「福地山修禅萬安禅寺」といいます。807年に、真言宗の開祖である弘法大師空海によって開創されました。1409年の戦乱により、伽藍を焼失しましたが、その後、伊豆国を治めた北条早雲により再建され、現在の曹洞宗となりました。  
修禅寺は鎌倉時代には北条氏が帰依した寺として栄え、源氏の興亡の舞台でもあります。境内にある手水舎に流れているのは温泉で、手にかけると熱いくらいです。源泉かけ流しの飲料用の温泉です。
 
 
修禅寺は、鎌倉時代には、二代将軍源頼家が幽閉された事でも知られ、千二百年もの歴史の中で様々な物語が生まれました。  
   
 
    
 

<独鈷の湯>
独鈷(とっこ)の湯は、修善寺温泉の中心を流れる、桂川河畔に湧く修善寺温泉発祥の湯です。807年に修善寺を訪れた空海(弘法大師)は桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に打たれ、持っていた仏具(独鈷杵)で川の岩を打ち霊泉湧き出させ、その湯につかったところ父親の病気はたちまち癒え、温泉療法が広まった伝わっています。
独鈷(とっこ)の湯 
独鈷の湯は修善寺温泉の象徴的存在です。修善寺温泉は伊豆最古の温泉と言われています。  
    
 
筥湯  河原湯(足湯) 
立ち寄りの日帰り温泉として人気の「筥湯(はこゆ)」は、鎌倉幕府二代将軍・源頼家が入浴していたとも言われる温泉です。かつて修善寺には7つの外湯がありましたが、現在まで残ったのは桂川河畔に湧く修善寺温泉発祥の湯「独鈷の湯」のみになりました。平成12(2000)年に「筥湯」がオープンしたことで外湯が復活しました。掛け流しの湯があふれる檜造りの湯舟で、シンプルながらも風情漂う雰囲気が魅力です。高さ約12メートルの仰空楼(望楼)が併設され、修善寺の街並みを一望できます。 

<修善寺梅林>

修善寺梅林は、樹齢100年を越える古木や樹齢30年程度の若木を合わせて20種1000本の紅白梅が植えられ、総面積30,000平方メートルの小高い丘稜地いっぱいに 梅の花が咲き乱れます。
 
富士見台はその名の通り富士山がくっきり見える人気のビュースポットです。この日は天気が良く、青空×梅×富士山の絶景ベストショットが撮れました。
 
晴れた日には高台から富士山を眺めることもでき、広大な梅林の向こうに富士山がそびえる壮大な風景が楽しめました。 
梅林は東梅林と西梅林の2つに分かれています。早咲きから遅咲きまで長い期間開花を楽しめ、紅梅・白梅のコントラストが美しく見えるよう工夫がされています。 

(2023.2.27撮影)
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