舘山寺

  舘山寺は、810年に弘法大師が高野山より仏道行脚の際、舘山を訪れて修行し、開創しました。舘山寺という寺号は、舘山(たてやま)に開かれた寺であることから舘山の寺という意で名付けられたものです。
    
地上18mの高さにある大梵鐘 
 
舘山寺本堂   
    
舘山寺本堂内部  天狗扁額が飾られています。 
    
中国蘇州寒山寺との友好の「明治の鐘」 
 
舘山寺縁結地蔵尊  愛宕神社 

<穴大師>
穴大師は、810年に弘法大師が舘山寺を開設した時、修行を行った古墳時代の石室です。当時、弘法大師は仮堂の代用として当山にあった古墳(横穴式 円墳)の石室を利用し、石室に21日間こもり、修行を行いました。その間に石室内で刻んだこの石仏は、そのまま現在に至るまで安置されています。弘法大師の岩穴のいうことで「穴大師」として、1200年の長きに渡り人々に親しまれ、信仰されています。
    
 
約1500年前の横穴式古墳で、遺骨を置く玄室と、外部に通ずる廊下(羨道)からなります。寛政年間(1789~1800)版行の東海道名所図絵にも、火穴としてこの古墳が紹介されています。 
    
 
奥に弘法大師自作の石仏が安置されています。 


<館山>

舘山は浜名湖の東北に位置する内浦湾に面した標高約50m周囲1400mの山です。周囲を水と山に囲まれた陸の小島で、美しい景観をもっています。舘山寺を参拝した後、散策することができました。
    
 
館山展望台からの眺めです。   館山展望台 
浜名湖と対岸が見えました。(右が宿泊したホテル)
  
 
船岩  天辺岩 
   
舘山寺聖観音菩薩   とさか岩 
舘山寺聖観音菩薩は昭和12年に浜名湖の象徴として建立されました。当地域最大の観音で、高さが16mあります。やさしい顔立ちから「美人観音」とも呼ばれています。 
    
 
チャートの岩がたくさんありました。   


<舘山寺温泉>

景勝地として有名な浜名湖舘山寺地区を温泉観光地に育てるため、温泉掘削を行い、1958年(昭和33)に開湯しました。塩泉を適度に沸かし、神経痛やリュウマチに効能があります。舘山寺温泉の名前の由来は、温泉街の北側の舘山(たてやま)にある曹洞宗舘山寺より名づけられました。浜名湖沿岸に温泉街が広がり、旅館は19軒あります。
 

<かんざんじロープウェイ>
かんざんじロープウェイは、舘山寺温泉街と大草山の山頂をつなぐ遠鉄観光開発が運営するロープウェイです。かんざんじロープウェイは、日本で唯一の湖上を渡るロープウェイとして、全国的にも有名です。
   
 
49人乗りです。  舘山寺と館山が一望できました。 
ロープウェイから遊園地の浜名湖パルパルを上から見ることができました。
 
舘山寺が見えました。 
 
ロープウェイから聖観音菩薩が見えました。  浮御堂です。 
手前に内浦、舘山寺温泉、館山そして向こうに浜名湖が見えました。 
 
大草山から見た聖観音菩薩 
 
大草山展望台から見た風景です。  カリヨン広場 

<スズキ歴史館>
スズキ歴史館は、創業以来のスズキの歴史と製品、現在のクルマづくりの様子を展示した施設です。 クルマを工場で生産する様子や生産前に行われている開発と呼ばれる工程などを紹介しています。
   
   
クレイモデル  組立ラインの様子  創業時のスズキ式織機 


<宿泊したホテル>

   
宿泊したホテルグリーンプラザ浜名湖   宿泊した部屋 

(2022.7.13撮影)
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