熱海梅園

熱海梅園は、明治19年に開園しました。「日本一早咲きの梅」で知られ、毎年11月下旬~12月上旬に第一号の梅の花が開きます。樹齢100年を越える梅の古木を含め、60品種・469本の梅が咲き誇り、「早咲き→中咲き→遅咲き」と順番に開花していくので長期に渡り梅を楽しむことができます。
   
 
熱海梅園は、国内初の温泉療養施設を作った内務省の長与専斎が温泉施設と併せた適度な運動のできる遊歩公園の必要性を提唱したことから造成され、1886年(明治19年)に開園しました。温泉保養地として栄えた熱海文化の、重要な一端を担っています。  
敷地内に流れている初川には5つの橋が架かっていて「梅園五橋」と呼ばれています。
 
  夫婦松 
日本で最も早咲きの梅、そして最も遅い紅葉と言われる熱海梅園です。梅は樹齢100年を超える古木を含め60品種・469本、紅葉樹は約380本もあります。散歩をしながら自然美を堪能できる場所です。 
   
 
    
 
   
 
韓国庭園  
韓国庭園は、熱海で開催された日韓首脳会談を記念して整備された庭園です。 
    
足湯 
 
   
 
 
 
梅見の滝 
梅見の滝は、滝の裏側を通行でき、流れ落ちる滝の内側から園内を鑑賞できます。 
    
やすらぎの塔 
 
芭蕉の句碑   

<あたみ桜>
あたみ桜は、明治初期にイタリア人の手によってレモンやナツメヤシと共に、熱海に伝わったと言われています。開花時期が非常に早いのが特徴で、沖縄のカンヒザクラ(寒緋桜)とほぼ同時期の1月に開花することから、早咲きの桜として親しまれています。
 
 
 あたみ桜の開花時期は、例年1月から2月上旬ですが、1つの枝に早期開花の芽と後期開花の芽の2種類を形成するため、開花期間が非常に長いのも、あたみ桜の特徴です。一般的な桜が1~2週間で散ってしまうところ、あたみ桜は1カ月以上も咲き続けるので美しい桜を長く楽しめます。この日も熱海梅園の梅と同時にあたみ桜を楽しむことができました。
   
 
あたみ桜はひとつひとつの花が大きく、濃いピンク色をした美しく、熱海を訪れる人々に少し早い春を感じさせてくれます。 

(2022.2.23撮影)
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