高遠城址公園1

  高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラは桜の色の美しさと規模の大きさから『天下第一の桜』と称されています。花は小振りでピンク色が濃く、1500本の桜が満開に咲きそろう眺めは、見事です。日本の桜名所100選にも選ばれています。
高遠城はかつて武田信玄の五男・仁科五郎盛信と、織田信長の長男・信忠が壮絶な戦いを繰り広げた場所です。1871年の廃藩置県で城が取り壊され、1875年には公園となりました。荒れた高遠城址をなんとかしようと、旧藩士たちが桜を移植したのが始まりで、現在本丸にある老木はこのとき植えられたものといわれています。 
    
高遠城問屋門   
    
春が来るとかつての城の規模を思わせる広大な敷地に、固有種のタカトオコヒガンザクラ約1500本が開花します。赤みが強く花びらが小ぶりなのが特徴で、満開時には全国から観光客が詰めかけます。 
    
 
  高遠閣 
    
 
    
 

(2011.4.16撮影)
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