鬼押出し園

鬼押出し園は,1783年の浅間山大爆発によって噴き出された溶岩の凝結地帯です。園の中心は,厄よけ観音堂があり,爆発で被災死亡した人々の霊を慰めるため上野寛永寺別院として建立されたものです。鬼押し出しの名は,火口で鬼が暴れ岩を押し出したと言う当時の人が見た噴火の印象に,由来しています。噴火の激しさを今に伝える景観は,世界3大奇勝の一つに数えられています。
浅間山は標高2,568mの活火山です。堂々たる姿をしています。 
    
 
鬼押出し園から見た浅間山。あそこからこの溶岩が流れてきたかと思うと恐ろしくなります。 
溶岩がごろごろしています。溶岩流が流れ下る間に表面が固まり,それが砕けて大小さまざまの岩塊がつみ重なったような状態になったものです。 
    
 
観音堂 惣門
    
 
鬼押出し園に隣接してトナカイ牧場とエゾシカ牧場があります。

(2006,5,5撮影)

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