五箇山その2

  相倉合掌造り集落

相倉集落は庄川からやや離れた段丘上に位置し,北東にゆるく傾斜する細長い台地に広がっています。この集落にある32戸の住宅のうち20戸が合掌造り家屋となっています。「合掌造り」とは,日本有数の豪雪地帯で知られる白川郷・五箇山地方で,特徴的に見られる急傾斜の切妻造り・茅葺きの民家のことです。1階は大工の手で造られ,屋根を構成する合掌部分は村人が自分達で造ったものです。広い屋根裏では養蚕が行われていました。相倉集落に現存する合掌造り家屋の多くは,江戸時代末期から明治時代に建てられたものですが,最も古いものは17世紀にさかのぼると考えられます。
    
 
    
 
   
    
 
    
 
    
 
原始合掌造り 相倉民俗館
   
   
    
 
相念寺 地主神社 

村上家

村上家は、石山合戦の際(約400年前)に建築されたと伝えらています。武家造りから書院造りに移る過渡的な様式を示す多くの古風古式の遺構が、昔のままに残っています。

    
 
いろりを囲んで説明を聞きました。
   
  こきりこ 

(2009.7.19撮影)

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