厳立峡
御嶽山のふもと厳立峡の荒々しい岩壁は御嶽山の大噴火により流れ出た溶岩が長年の侵食と崩落できたもので高さ72m、幅120mの柱状節理の大岩壁です。約5万4千年前の御嶽山の大噴火によってできたもので県指定の天然記念物です。遊歩道も整備され川沿いを散策すると渓谷の木々に囲まれた滝が現れます。紅葉の名所でもあります。
巌立峡には、地殻変動により滝が多くあります。そのなかでも、三ッ滝、唐谷滝、あかがねとよの3つの滝は特に有名で、それぞれ滝壺はエメラルドグリーンを示し、小坂の滝として親しまれています。 |
三ツ滝 は3段になって流れ落ちており、岩壁から落ちる白い滝筋が、滝壺では青緑となって色合いが見事です。 |
「三ツ滝」(上段6m、中段11m、下段5m) |
唐谷滝は柱状摂理の岩壁を高さ15mから一気に落下する迫力ある滝です。緑色の大きな滝壺が印象的です。 |
唐谷滝 |
あかがねとよは岩が浸食されて樋のようにえぐられ、岩が銅の緑青のような色をしていることから、こう呼ばれています。「あかがね」は銅を意味し「とよ」は「雨樋」を意味します。 |