寒霞渓

  寒霞渓は,日本三大渓谷美のひとつに数えられます。深くきれ込んだ渓谷の中をゆくロープウェイからの眺めは圧巻で、寒霞渓自慢の渓谷美と瀬戸内の海岸美を一度に堪能できます。秋には島全体が紅葉し、特に寒霞渓周辺の奇岩にそった紅葉がすばらしいです。 

 
 
寒霞渓ロープウェイは、昭和38年に開通しました。標高295mにある山麓の「こううん駅」から標高612mの「山頂駅」まで、全長917m、標高差317mのルートを、約5分間かけて上ります。 
   
 
寒霞渓ロープウェイは、日本で唯一、空と海と渓谷を一度に眺望できるロープウェイです。切り立った渓谷、青い空、そして瀬戸内の島々が浮かぶ海を眺めながらの空中散歩です。 
 
切り立った渓谷を50種以上の紅葉植物が紅く黄色く彩ります。 ロープウェイの車窓からは渓谷美と瀬戸内海の絶景を楽しむことができます。 
   
 寒霞渓周辺の奇岩にそった紅葉がすばらしく、秋には多くの観光客が詰めかけます。
 
寒霞渓の山頂でかわら投げができます。かわらを崖の上にある輪っかに向かって投げて、通ると願いが叶うと言われています。 
   

1600万年前をピークとした火山活動、地殻変動、1300万年前の火山活動、その後主に第3期の火山活動により角礫を含んだ疑灰岩が堆積し、浸食作用により、現在の景勝地寒霞渓が生まれました。  

 
 
鷹取展望台   
鷹取展望台は応神天皇が鷹狩りをしたと伝わる伝説の場所です。映画のロケ地にもなり、瀬戸内海と渓谷の絶景を見ることのできる場所です。
 

(2011.11.20撮影)
HOME