三方五湖

 三方五湖は、福井県の若狭湾に突き出た常神半島の基部にある5つの湖(久々子湖、日向湖、菅湖、水月湖、三方湖)の総称です。各湖は水路で結ばれていますが、水質(塩分濃度)と水深がそれぞれ違いから、湖面の色も微妙に違いがあり五色の湖と言われる神秘の湖です。 

<三方湖、水月湖>

 水月湖には7万年もの歴史を閉じ込めた年縞(湖底に堆積した地層)があり、 世界最大の45メートルの厚みがあります。水月湖の湖底の場合、春から秋にかけて水中のプランクトンの死骸が黒く積もり、晩秋から冬は、鉄分や、大陸からの黄砂が白く残り、1年で黒白の一対のしまが形成されるのです。これが7万年もの間、規則的に繰り返されてきました。水月湖は三方五湖のちょうど真ん中に位置し、川と繋がっていないため水の動きがほとんどなく、深場は無酸素状態なので、底をかき乱す生物が存在しないなどの条件により、世界でも類を見ない7万年分もの途切れのない年縞が確認されたのです。
 三方湖は、完全淡水湖で、コイ、フナ、モロコ、エビ、ワカサギ、ウナギが捕れます。   
 
水月湖 
 
三方湖と水月湖の境です。左が水月湖、右が三方湖です。  三方湖 
 
 

<三方五湖レインボーライン>
その三方五湖と若狭湾を眼下に望みながら絶景を楽しめるドライブルートが三方五湖レインボーラインです。三方五湖レインボーラインのルート上には梅丈岳と呼ばれる山があり、その山頂は公園として整備されています。 
 
 
 山頂直下には大きな駐車場があり、そこからはリフトかケーブルに乗って一気に山頂まで上がることが出来ます。リフトとケーブルカーは同じコースなので選ぶことができます。
 山頂公園から三方五湖の5つの湖(水月湖・菅湖・久々子湖・日向湖)が見えます。三方五湖はそれぞれの湖が、海水、汽水、淡水と水質が異うため湖の色も異なります。
椅子に座ってのんびり三方五湖を眺めることができます。山頂公園は、360度どこを見ても絶景で、天空の庭園と呼ぶのにふさわしい場所です。
 
 
 
 
こちらは日本海、久々子湖、日向湖を見ることができます。  幸せの鐘です。 
 
 
バラ園では、110種600株のばらが咲き乱れます。    
 
 
日本海と三方五湖を背景に、色とりどりのバラを楽しめます。 メヴィウスの輪 
 
 
   
西の展望台からは、若狭湾に浮かぶ烏辺島、久須夜ヶ岳、青葉山、遠くには丹後半島を望むことができます。  
   
和合神社   

<舟小屋>

合掌造りの舟小屋が、三方五湖のひとつである三方湖の湖畔に残っています。明治時代から残るもので、1990年に道路が整備されるまではここから舟を出して湖を渡り、長尾島の梅畑や水田に行ったり、収穫した梅を運んだりするために使われていました。
 
三方五湖周辺は梅の産地です。 
水辺に昔ながらの舟小屋が並ぶ風景は、まるで絵のような美しさでした。    
(2019.11.7撮影)
HOME