座喜味城跡

  座喜味城跡は、沖縄本島中部の読谷村座喜味の西海岸寄りの所に位置しています。グスクは、標高125メートル程の高さに位置しており、北は恩納岳(おんなだけ)から本部半島(もとぶはんとう)までを一望できます。座喜味城跡は、高低の差を持つ2つの曲輪が連なっています。
 
 
正面にあたる最初のアーチ門を入ると、この曲輪が広がり、その奥に、さらにアーチ門を備えた高い位置にある一の曲輪が広がっています。2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。  
   
座喜味城では主に布積の方法で城壁が積まれていますが、相方積、野面積も部分的に用いられていてり、 沖縄グスクで使用された石積みの主要な技術を見ることが出来ます。 
 
座喜味城跡の城壁は現代ダムの平面アーチ構造に類似し、脆弱な地盤の上でも強固なものとなっています。各平面アーチをつなぐ節から外敵を監視出来るようにするためです。 
   
 
ポスターの写真です。   高倉
(2008.5.3撮影)
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