由布島

  由布島は,昭和40年頃,島には商店や、季節的に食堂や、衣類を販売する店も出来るほど賑わっていました。しかし,昭和44年,エルシー台風による高潮で大きな被害を受けました。ほとんどの住民は村を出ましたが,この年から10年間に渡って由布島に残った西表正治おじぃは「南国の楽園」を夢見てヤシを植え続けました。そして,昭和56年に由布島植物園を開園しました。水牛2頭からの出発でしたが,孫世代,曾孫世代が続々と誕生し,平成22年には,水牛43頭,水牛車23台で,年間20万人の観光客が訪れる八重山屈指の観光スポットに成っています。
 
西表島から由布島へは水牛車で渡ります。 
   
 西表島から由布島へつながる海は、遠浅で、満潮でも1メートルほどしかないので、水牛車で海を渡ってゆくのが名物となっています。
    
 
三線(サンシン)の音色にあわせて沖縄民謡を歌ってくれました。 
   
   
水牛の池 由布島の水牛の家系図  
水牛の池では、水牛の子供が育てられています。生まれたばかりの赤ちゃんを見ることができることがあります。  
         
美牛のまゆちゃん 亜熱帯植物園 
由布島は、周囲2.15キロメートル、海抜1.5メートルの小さな島です。島の広さは約4万坪、島全体が砂によってできています。
帰りものんびりと水牛車で海を渡りました。   

(2011.12.25撮影)
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