門司港レトロ

  かつて国際貿易港として栄えた門司港には,当時の面影をしのばせる古い街並みが残されています。この古い街並みと新しい都市機能をうまくミックスさせた都市型観光地として門司港レトロと名付けられました。
 
 大連友好記念館(国際友好記念図書館)  門司港レトロ展望室 
大連との友好都市締結15周年を記念し、ロシア帝国が1902年大連市に建築した東清鉄道汽船事務所を、そっくり複製し建築されたものが大連友好記念館です。 
 
旧門司税関    旧大阪商船 
旧門司税関は、1909年に門司税関が発足し、煉瓦造り瓦葺2階建構造で建設されたものです。昭和初期までは、税関庁舎として使用されていました。
旧大阪商船は1917年に建てられた大阪商船門司支店を修復したものです。オレンジ色タイルと白い石の帯が調和したデザインの外観と八角形の塔屋が目印です。
    
 
門司港駅  
1914年に門司駅として開業し、1942年に門司港駅と改称されました。2019年復元工事を終え、大正時代の姿に復元されました。木造二階建ての駅舎はネオルネサンス様式といい、左右対称の造りが特徴的で「門」を表現しているとも言われています。今も現役で活躍する駅です。 
関門橋と火の山展望台が見えました。 
   
ブルーウィング門司…全国で最大級の歩行者専用のはね橋です。
レトロな門司港を眺めながら一服できました。 
 
 
旧門司三井倶楽部  
旧門司三井倶楽部は大正十年に三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に作られました。建物はハーフティンバー様式と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られたものです。

(2011.3.19撮影)
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