鈴虫寺

  鈴虫寺の正式の名称は妙徳山華厳寺といいます。秋だけ鳴く鈴虫が季節に関係なく一年中鳴いているので鈴虫寺と呼ばれるようになりました。江戸中期に鳳潭上人が開創し,鳳潭上人の坐像や大日如来・地蔵菩薩を安置しています。 
 
 
     
山門わきの幸福地蔵の足元は珍しくわらじをはいています。これは、幸福地蔵が、願いを叶え救いの手をさしのべるために、その人の所まで歩いて来てくれるからだということです。この世の出来事ならば、どんな願い事でも一つだけ必ず叶えくれるというお地蔵さまです。 
   
1年中鈴虫が美しい声で鳴いています。6000匹程度いるようです。  
   
30分程度の説法がありますが、漫談や落語のようでとてもおもしろく、思わず聞き入ってしまいます。それがとても人気であるため、多くの人が押し寄せます。一度に250人程度説を聞くことができますが、混むときは3時間以上も待つようです。 
   
  京都市内を見渡せます。 
   
     三角竹です。
   
   
(2017.9.11撮影)