京都トレイル西山コース2(清滝~嵐山)
京都トレイル西山コースの清滝・嵐山間は、清流清滝川沿いの小径を自然を楽しみながら歩き、鳥居本からは嵯峨嵐山観光となり、寄り道ポイントがたくさんあります。
今回は、北山コースの一部である高雄から出発して、清滝へ行き、落合、鳥居本を通り、嵐山まで歩きました。紅葉が見頃であり、美しい京都の紅葉を満喫しながら歩くことができました。
<清滝~落合>
清滝は、平安時代に開山した愛宕山で修行する修験者の登山口でした。江戸時代に入り、愛宕山の勝軍地蔵信仰が全国の大名や武士の間に広まり、その参詣道にあたる清滝は、大勢の参詣者が集まる宿場町に成長し、旅籠や茶屋が軒を連ねました。昭和初期には嵐山から愛宕山鉄道が開通し、ホテルや遊園地、スキー場も開設されるなど大いに栄えました。現在は、鉄道も廃止され、愛宕山信仰参詣登山者も減ったため訪れる人も減りました。 |
清滝の渡猿橋 | 金鈴橋 | |
大きな岩がゴロゴロしています。 | ||
清滝川は水が澄んでとてもきれいでした。 | ||
落合橋 | 保津川と清滝川の合流点を落合と呼びます。 |
嵯峨鳥居本は、古くは、化野(あだしの)と呼ばれ、京の人々の埋葬の地でした。現在の町並みは愛宕神社の鳥居前町として発展したものです。化野念仏寺を境に瓦屋根の町家風民家が並ぶ下地区と、茅葺きの農家が多い上地区と二つの風景が共存します。 |
愛宕神社の一の鳥居 | ||
鳥居本は茅葺き屋根の歴史的な街並みが保存されています。 |