南禅寺
南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山です。臨済宗の格付けを表す京都五山のさらに上の別格扱いに位置づけられ、日本の禅寺のなかでも最も格式高い寺院です。南禅寺の元となる禅林寺殿は、1264年に後嵯峨天皇が母の大宮御所として建てた離宮でした。禅林寺殿が禅寺となったのは1291年です。
日本3大門の一つに数えられる重厚な三門に紅葉が映えます。 | |||
境内の約300本ものカエデが色付き紅葉一色です。 | |||
方丈庭園 |
南禅寺の開山である大明国師を祀る塔がないことを惜しみ、1339年光厳天皇の勅許により、大明国師の塔所として天授庵が建立されました。戦乱で一時は衰退しましたが、江戸時代に入り細川幽斎によって細川家の菩提寺として1602年に再興されました。