三室戸寺2026春

  三室戸寺は、奈良時代に開かれた古寺で、西国観音霊場十番札所です。宇治川の北に連なる山々の一峰、明星山の中腹にあります。当時は「御室戸寺」という名前でしたが、光仁・花山・白河の三天皇の離宮となったことから現在の寺名に改められました。三室戸寺は本山修験宗の別格本山(本山に準じた寺院)で、山号を「明星山」といいます。 
本堂 
本堂は1814年に再建されました。本尊は千手観世音菩薩ですが、秘仏のため見ることができません。 
 
 
宇賀神  浮舟古跡碑 
宇賀神は顔の下が蛇になっているという異様な姿です。耳を触ると福が来る、髭を撫でると健康長寿、しっぽをさすると金運が付くといわれています。
浮舟は源氏物語の宇治を舞台とした「宇治十帖」に出てくる登場人物です。かつて浮舟を祀る「浮舟社」があり、その跡地に浮舟古跡碑が建っています。
三重塔
三重塔は1704年に建立されたものです。


<梅園>

三室戸寺は「京都屈指の花の寺(花名所)」と言われています。三室戸寺の庭園は5000坪にも及ぶ広大なもので、枯山水、池泉回遊式庭園に加えあじさい園、ツツジ・シャクナゲ園などが整備されています。2022年からは「梅 (しだれ梅)」も仲間入りしました。
三室戸寺の境内には梅園も造営されており、例年2月下旬から3月上旬にかけて種々のしだれ梅の景色が楽しめます。 
まだまだ若い梅の木ですが、これからの成長が楽しみです。 
約2000坪のしだれ梅園では、250本ほどの紅白のしだれ梅が植えられています。
山門前にある駐車場の上側斜面を開拓して梅林を造成し、しだれ梅を楽しむことができます。


<十八神社>
十八神社は三室戸寺のもと鎮守社です。三室戶寺觀音堂の後方高台にあり、三室戸寺の伽藍の屋根を見おろすことができます。 
 
 
本殿   
本殿は三閒社流造、屋根杮葺です。規模は小さいですが形態美しく、創建は室町時代で、重要文化財に指定されています。

(2026.2.28撮影)

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三室戸寺2009