城南宮

  794年の平安京遷都に際し、八千矛神、神功皇后,国常立尊を合祀し、国を守護する城南宮と仰がれました。平安時代の末に白河上皇がこの地に壮大な離宮を造営して院政を開始されると、政治・文化の中心地となり、祭礼も大いに賑わいました。春と秋の年2回行われる「曲水の宴」は王朝の雅を伝える行事として有名です。
 
 
除の大社城南宮として篤く信仰され、普請・造作・転宅・旅行・交通安全など、方除の神威もあらたかであり全国よりたくさんの参詣者が訪れます。
   
  社殿は平安調に統一された優美な姿です。 
 
   
 
   
春の山、平安、室町、桃山、城南離宮の庭と趣向が凝らされた庭園「楽水苑」は、源氏物語花の庭とも呼ばれ、小川に杯を流し和歌を詠み御酒を頂く「曲水の宴」が、毎年春と秋の2回行われ、その優雅な行事は古都の風物詩となっています。
 
   

(2009.12.31撮影)
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