一乗寺下り松

  一乗寺下り松(いちじょうじさがりまつ)は、江戸初期の剣豪・宮本武蔵が、京の名門・吉岡一門と死闘を繰り広げた伝説の地です。一乗寺下り松の戦いは、武蔵の数ある決闘の中でも特に有名で、小説や映画にもたびたび登場します。 
一乗寺下り松(いちじょうじさがりまつ)は、京都市左京区一乗寺花ノ木町にある松の木です。ここは、近江(現在の滋賀県)から比叡山を経て京に通じる平安時代からの交通の要衝で、この松は古くから旅人の目印として植え継がれ、現在の松は五代目に当たります。 
 
五代目一乗寺下り松  「宮本吉岡決闘之地」石碑 


八大神社

  八大神社は、祇園の八坂神社と同じ御祭神を祀っていることから「北天王」「北の祇園社」と称されていて、京の東北「表鬼門」に位置していることから方除の神として知られています。また、剣豪・宮本武蔵が境内地である「一乗寺下り松に於いて吉岡一門と決闘し、その決闘の前に奉拝した神社としても知られています。境内には決闘当時の「下り松」古木が祀られています。 
八大神社は、1294年に一乗寺の産土神として祇園神社から勧請されました。八大神社には、八つの神々がそれぞれの役割を持ち、災厄を避ける力を授けると信じられています。  
 
宮本武蔵像  一乗寺下り松古木 
2003年に御鎮座710年を迎え、武蔵の決闘から400年を迎えることから宮本武蔵像がブロンズ像で建立されました。これは決闘当時の再現という事でとっても若い頃の宮本武蔵です。宮本武蔵の決闘の時代の前から明治時代まで生きた一乗寺下り松の大木の一部は、八大神社境内の本殿西側に御神木として大切に祀られ、広く崇敬を集めています。
本殿 
八大神社は神々の集まりである八大神を祀ることから始まりました。この神社は、特に厄除けや開運の神として知られ、多くの参拝者が訪れます。人々の願いが込められたこの場所は、平安時代から続く歴史を持っています。
 

(2025.12.8撮影)

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