京都トレイル東山コース2(銀閣寺~蹴上)

京都トレイルの東山コースは、伏見稲荷から清水山、蹴上、大文字山を経て、比叡山に至る約24.6kmのハイキングコースです。京都の市街地を望み、豊かな自然や歴史、文化に触れることができます。今回はその東山コースの中の、銀閣寺から大文字山を登って蹴上まで行く部分を歩きました。

<銀閣寺~大文字山>

京都の五山送り火で有名な大文字山へ登る登山口は、銀閣寺の横にあります。銀閣寺の参道を観光客とともに歩き、門をくぐらずに左へをまわっていきますが、登山口にたどり着くと、登山道らしくなり、急坂もあります。
   
階段を登っていきます。   
     
山道が続きます。  千人塚   
   
  最後の急な階段を登ると、大文字の大の字の中央に到着します。 
   
京都市内が一望できます。  
   
大文字の大の中央の火床  
   
弘法大師が祀ってあるお堂     
   
大文字の文字は火床と呼ばれる75基の点火台によって構成されています。  
   
遠くに比叡山が見えます。   大の字の頂点字頭
   
大の字からさらに登ると大文字山山頂に到着 
   
大文字山三角点  大文字山山頂からの眺望 

<大文字山~日向大神宮>

   
大文字山からは京都トレイルの標識に従って山道を進んでいきます。  
   
   


<天の岩戸>

天の岩戸は、日向大神宮の裏山にあります。この岩戸をくぐり抜けると穢れが除かれ、福運を招くといわれ、「開運厄除の神天の岩戸くぐり」として信仰を集めています。 
   
   

<日向大神宮>

日向大神宮は、「京のお伊勢さん」と呼ばれる神社で、伊勢神宮と同じ天照大御神を祀っています。京都最古の神社の一つです。5世紀末・顕宗天皇の時代に、筑紫の日向の高千穂の峰の神蹟を移したのが興りとされています。日向大神宮の名の由来は遠く宮崎・日向の国から神様を迎えたことにあるようです。
   
日向大神宮の社殿は伊勢神宮と同じく、外宮、内宮に分かれています。  
   
  内宮には伊勢神宮と同じく”天照大御神”が祀られています。  
   
   
外宮には天照大御神の孫にあたる天津彦火瓊々杵尊が祀られています。
   


<日向大神宮~蹴上>

   
   
   
インクラインで使われた台車  発電水路   琵琶湖疏水
(2014.10.24撮影)


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