秋の嵐山
嵐山は平安時代中期には紅葉の名所とされ、999年には御堂関白とも言われた太政大臣・藤原道長が嵐山の紅葉をめでたと言われています。渡月橋は承和年間(834年〜848年)に弘法大師・空海の高弟・道昌が桂川に架けた橋が起源と言われています。渡月橋の名称は鎌倉時代に亀山上皇(第90代・亀山天皇)が橋の上の月を眺め、「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことに由来しています。
(2005,11,21撮影) HOME