和歌山市

  和歌山市は、紀の川の河口に位置し、江戸時代には御三家の一つである紀州徳川家が治める紀州藩の城下町として栄えました。



<和歌山城>

和歌山城は徳川御三家のひとつで第8代将軍徳川吉宗、第14代将軍徳川家茂を排出した紀州藩紀州徳川家の居城です。また姫路城、松山城と並んで日本三大連立式平山城のひとつでもあります。
右から大天守、小天守、天守二の門(楠門)、二の門櫓です。 
こんもりと緑茂る虎伏山(とらふすやま)に白亜の天守閣がそびえ、御三家の威容にふさわしい風格を醸し出しています。 
 
 
大天守   
和歌山城は、1585年に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりです。1619年には徳川家康の第10男頼宣が入城し、紀州55万5千石の城となり、以来、水戸・尾張と並び、徳川御三家のひとつとして長い歴史を刻んできました。
和歌山城の天守は、大天守、小天守、乾櫓、二の門櫓を渡櫓によって連結させた連立式天守で、櫓門にあたる楠門は天守二の門とも呼ばれます。
 
天守二の門(楠門)  新裏坂 
和歌山城の石垣には、紀州特産の青石(緑泥片岩)が多く使われています。

<紀三井寺>
紀三井寺の正式名は金剛宝寺護国院ですが、「紀三井寺」の名で有名です。 “紀州(和歌山)”の、”三つの井戸がある寺”ということで紀三井寺と呼ばれています。。現在も湧き出る水「三井水」は、「日本名水百選」にも選ばれています。 
境内は、朱塗りの楼門をくぐって231段の石段を登りつめた所にあります。境内からは和歌浦が一望できます。 
 
楼門  大千手十一面観世音菩薩像 
大千手十一面観世音菩薩像は、仏師・松本明慶氏の作で、2008年5月に落慶法要が営まれました。木造立像では日本最大の仏像です。総漆金箔張仕上げで、眩いばかりの金色です。像高は11mを超える巨大な仏像です。 
    
 
 本堂
紀三井寺は、770年、唐僧の「為光上人」によって開基されました。 
    
 
仏殿  鐘楼 
仏殿は、1階・2階部分は納骨壇となっていますが、3階部分はテラスのようになっており、紀三井寺の境内はもちろん、和歌浦湾まで見晴らせる絶景ポイントになっています。 
    
 
 多宝塔  


<紀州東照宮>

紀州東照宮は、1621年に紀州初代藩主として入国した徳川頼宣公(家康の第十子)により、東照大権現を祀る東照社として建立されました。徳川家康を神格化した東照大権現と紀州藩初代藩主徳川頼宣を神格化した南龍大神を祀っています。 
    
鳥居 
 
煩悩の数と言われる108段の『侍坂』を登りつめると関西唯一といわれる朱塗りの楼門があります。
 
楼門 
楼門の朱塗り極彩色は、関西唯一といわれ、「関西の日光」と呼ばれる由縁となっています。楼門からは和歌浦湾を見下ろすことができます。    
 
 
唐門と背後の拝殿屋根  社殿 
社殿は桃山時代の遺風をうけた江戸初期の代表的な重要文化財建造物です。漆塗り、極彩色の精巧な彫刻、狩野、土佐両派の絵によって荘厳された豪華さは、まさに関西日光の名に恥じません。 
神輿舎 
楼門から見た唐門と拝殿屋根  唐門 
(2022.1.17撮影)
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