那智の滝

 水柱は落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの名瀑で、落差は日本一です。銚子口の岩盤に3つの切れ目があって、三筋になって落下し始めるところから、「三筋の滝」ともよばれています。 
 
    
 
那智山青岸渡寺   
那智山青岸渡寺は、仁徳天皇の時代(4世紀の頃)、インドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけた如意輪観世音像を本尊として安置したのに始まると伝わっています。
    
 
那智山の奥山、大雲取山から流れ出る本流にいくつもの流れが重なり合い、ついには原生林を切り裂くように落下しているのがこの「那智の滝」です。

<大門坂>

熊野古道の大門坂は、熊野古道の中でも、当時の面影を特に美しく残しています。聖地「那智山」へと約640mの石畳が続き、苔むした石段と樹齢800年を越す老杉等に囲まれ、往古の熊野詣が偲ばれます。 
    
 

(2000,5,4撮影)
HOME