熊野古道 伊勢路 〜馬越峠〜
馬越峠は,紀北町と尾鷲市の境界になる峠です。熊野古道の伊勢路の中でもっとも美しい石畳が、尾鷲ヒノキの美林の中に続いています。そのほか、夜泣き地蔵などの史跡も多く残っており、これぞ熊野古道という雰囲気を味わえます。
馬越峠入口です。石畳の道を登っていきます。 |
夜泣き地蔵尊 | 趣のある苔むした石畳の上を歩いて行きます。 |
旅人の無事を祈る石地蔵が、やがて人々が子供の夜泣き封じを願って「夜泣き地蔵」と呼ばれるようになったと言われています。 |
馬越峠(325m)到着、尾鷲の街並みが見えました。 | 句碑 |
俳人可涼園桃乙の「夜は花の上に音あり山の水」と刻まれた句碑がありました。1854年に建立されました。 |
途中、足を伸ばして天狗倉山に登りました。天狗倉山は、紀伊山地台高山脈南部の三重県尾鷲市と紀北町にまたがる標高522 mの山です。 |
岩にかかったはしご | |
天狗倉山の山頂(522m)は巨大な岩の上です。はしごを登っていきます。スリルがありますが、はしごを登り終えると岩の上から絶景が広がります。 |
山頂の巨大な岩 | ||
天狗倉山(てんぐらさん)へ登ると,山頂から熊野灘の見事な眺望を楽しむことができます。 |
桜地蔵(安兵衛地蔵) | 下山して見上げた天狗倉山 |
馬越峠を越えて、尾鷲に到着しました。尾鷲は熊野古道の要地です。 |
尾鷲神社大楠 | ||
金剛寺 | 尾鷲神社 |
尾鷲神社は、創建は700年頃だとされています。神社境内にある2本の巨大な楠は、周囲10mにも達し、樹齢は1.000年以上と推定されています。 |
(2007.10.7撮影)
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