速玉大社

  熊野速玉大社は、熊野本宮大社と熊野那智大社とあわせて熊野三山として知られています。 熊野速玉大社のご祭神は熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神です。近くの神倉山から現在地に祀られるようになったため、「新宮」と呼ばれるようになりました。
朱塗りの鮮やかな社殿です。左が拝殿です。拝殿の裏に第一殿(結宮)と第二殿(速玉宮)があります。右が上三殿です。 
    
八咫烏神社 
 
朱色の下馬橋を渡って大鳥居をくぐります。   大鳥居
   
 
  ご神木熊野速玉神社のナギ(梛の大樹) 
ご神木の梛の大樹は推定樹齢1000年です。平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛(清盛の嫡男)の手植えと伝えられ、梛としては日本最大です。
    
大禮殿
 
神門   熊野御幸の回数の石碑 
907年の宇多法皇から1281年の亀山上皇までの374年の間におよそ100度の上皇による熊野御幸が行われました。熊野の名が広く知られるようになるのは、上皇による熊野御幸が行われるようになってからです。「御幸」とは上皇・法皇・女院の外出です。天皇の外出は「行幸」といいます。天皇が熊野を参詣したことはなく、上皇の熊野「御幸」のみです。熊野参詣は、権力と富と自由を手に入れた上皇だったからこそ、可能だったのです。 
    
結宮 
 
拝殿  結宮の屋根の猪目 
拝殿の奥には第一殿(結宮)と第二殿(速玉宮)があり、主祭神の速玉大神と夫須美大神の夫婦神が祀られています。速玉大神は薬師如来、夫須美大神は千手観音に権現(仮の姿)されました。結宮の屋根の上にある千木には、猪目という4つのハートのような形をした穴が開いています。猪目とは、イノシシの目をモチーフとした魔よけのおまじないの一つであり、火除け・防火のお守りの役目を果たしています。
    
熊野恵比寿神社 
 
新宮神社  拝殿 
    
神宝館
 
   上三殿
    
下四社 
 
中四社  左から拝殿(後ろに結宮、速玉宮)、右に上三殿と八社殿  
上三殿は、左から、第三殿(証誠殿)第四殿(若宮)、神倉宮の鈴門が並んでいます。その右の八社殿は、中四社・下四社の相殿で八柱の神々を祀っています。 


<七里御浜>

七里御浜海岸は熊野市から紀宝町に約22㎞続く、日本一長い砂礫海岸です。小石と砂からなる平坦な美しい海浜で、「日本の白砂青松百選」「21世紀に残したい日本の自然百選」「日本の渚百選」「日本の名松百選」に選ばれています。またアカウミガメの産卵地としても知られています。 
    
 
その昔、熊野詣でをする人々にとっては「浜街道」として、西国三十三所を目指す巡礼者が多く歩いたことから「巡礼道」とも呼ばれ、信仰の道としての役割を果たしていました。 

(2022.1.16撮影)
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