土山宿
土山宿は、東海道四十九番目の宿場町です。東の箱根と並ぶ西の難所として知られる鈴鹿峠の麓に栄えました。軒を連ねた家並みや格子戸、街道沿いの松並木など、往時の風情が残っています。
旅籠近江屋跡 |
土山宿本陣跡 |
土山宿本陣は、1634年、3代将軍徳川家光が上洛の際設けられました。大名・旗本・公家・勅使等が宿泊しました。 |
問屋宅跡 | ||
それぞれ木札の案内があるため、昔うぃ偲ぶことができます。 |
脇本陣の二階屋本陣跡です。 |
土山宿では、旅籠跡などにひとつひとつ石碑が建っています。 |
東海道伝馬館は、街道や宿場、宿駅伝馬制を再考し、 江戸後期に造られた土山の民家を改装して建設されました。 |
母屋の2階には東海道五十三次模型や街道名物が展示されています。 |
蔵には大名行列の模型が展示されています。 |
問屋場 | 土山宿の助郷村の名前です。 |
問屋場は、公用通行の客や荷物の人馬継立、宿泊施設の世話、助郷役の手配など宿にかかわる業務を行う場所です。宿の管理をつかさどる問屋とそれを補佐する年寄、業務の記録を行う帳付、人馬に人や荷物を振り分ける馬指・人足指らの役人が詰めていました。 |
土山宿街道模型です。東海道に沿って旅籠や問屋などが建ち並んでいたことがよくわかります。1843年の東海道宿村大概帳によると、家数351軒、人口1,505人、本陣2軒、旅籠屋44軒でした。 |