伊吹山2021

  伊吹山は  滋賀県の最高峰で標高は約1377mあります。そのため山頂の気温は麓より8度から10度低くなっています。この日は梅雨明けして急に猛暑になったため、涼を求めて、伊吹山山頂に行きました。
 
西登山道から登りました。 
 
9合目(標高1260m)の駐車場からは、眼下に琵琶湖や、小谷山が見えました。 登山道は、「西」「中」「東」の3つに分かれています。西側の山肌に沿うように造られた西登山道は、足元に小石が敷かれ歩きやすく整備されているので、山からの景色や高山植物を見ながら登るには最適な道です。
   
ヤマホタルブクロ 
 
シモツケソウが一部開花していました。  クサフジ 
    
クガイソウ 
 
キンバイソウ  防護柵の中のシモツケソウがもうすぐ一面に開花します。  
   
 
シカの食害から防護柵で守られている高山植物がきれいでした。 ヤマアジサイ 
   
 
イブキトラノオ  石灰岩が露出しています。
   
アサギマダラ 
 
   
 
   
 
アキアカネがたくさんいました。   
   
 
ミヤマコアザミ  イブキジャコウソウ 
 
コバナミミナグサ 
 
東登山道で下山しました。東登山道は、下り専用です。西・中央登山道と比べて最も自然の状態が残っています。この道でしか見られない花もありますが、歩きにくく、登山靴をはいた登山者向けのルートです。 
   
 
スギゴケが一面に広がり、胞子のうが飛び出ていました。
9合目に戻って、湖北を眺望しました。琵琶湖の北部、竹生島や、長浜市、小谷山、賤ヶ岳などがよく見えました。 
 
 
9合目にある「スカイテラス伊吹山」のオープンテラスから下を見下ろしていると、近くの林の中に数匹のシカがいました。きっと森の中にはかなりの数のシカがいるように思われます。かわいいシカなのですが、これが高山植物を食い荒らしているかと思うと残念です。 
   
 
東登山道からの眺め   伊吹山ドライブウェイから見た伊吹山山頂
(2021.7.19撮影)
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